舞茸の保存方法

舞茸（マイタケ）の保存について

店頭では常温で販売されているマイタケですが、買ってきたあとも常温で保存しているとマイタケの水分がパック内にこもり傷んでしまいますので、パックから取り出して、そのまま手でちぎって小分けにし、キッチンペーパーや新聞紙に包んで、ポリ袋かジッパー付き保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

キノコ類は水気を嫌い、水分がついてしまうと傷みやすく風味も落ちてしまいますので、調理の際は洗わずにそのまま使うことをおすすめします。汚れがある時は濡らした布巾などで軽くこすって落としましょう。

舞茸などのキノコ類は冷凍や乾燥により栄養価も高くなり、生とはまた違った旨みが増すことで料理の味を引き立ててくれます。

冷蔵保存の手順

キッチンペーパで包んで保存

舞茸を冷蔵保存する場合は、舞茸をパックに入れたままにしていると水分がパック内にこもってカビの原因にもなります。基本的にはパックから出して保存するようにしましょう。

舞茸を手でちぎって小分けにし、キッチンペーパーか新聞紙に包んだのちに、ポリ袋かジッパー付き保存袋に入れます。あとは、冷蔵庫の野菜室で保存すると良いでしょう。

１・２日で使い切るのであれば小分けにせず、パックのまま野菜室で保存することもできます。

冷凍保存の手順

生のまま保存

舞茸を冷凍保存する場合は、パックから取り出して石づきが付いていたら切り落とします。その後、手でちぎって小分けにし、ジッパー付き保存袋に入れてそのまま冷凍庫に入れて保存しましょう。舞茸などのキノコ類は冷凍したほうが旨味成分が増して味がよくなります。実験によればグアニル酸といった旨味成分が生のときよりも３倍にもなりました。

調理の際は、凍ったまま炒め物にしたり汁物の実に使うのがオススメ。凍った舞茸を解凍してしまうとドリップが出てせっかくの旨み成分が流れ出てしまいます。基本は凍ったまま調理しましょう。凍ったままお味噌汁やお鍋、炒め物に使うのがオススメです。

乾燥保存の手順

舞茸などのキノコ類は乾燥保存で冷凍保存とはまた違った旨味成分が増加します。いただきものやキノコ狩りなどでたくさん余った場合は、ぜひ乾燥保存もお試しください。

日光にあてて乾燥

舞茸を乾燥保存する場合は、石づきが付いていたら切り落とし、手でちぎって小分けにしたらザルか専用の干し網に重ならないように広げます。あとは日光が当たる風通しの良い場所で好みの乾燥具合になるまで干しましょう。

数日かかる場合は夕方には部屋に取り込み、湿気から守りましょう。

水分が抜けてカラカラになったら出来上がりです。夏場であれば2・3日、曇が続くようであれば5日ほどでいい乾燥具合になります。

乾燥材を入れて保存長持ち

完全に乾燥したらタッパー、ビン、ジッパー付き保存袋に乾燥剤（100円ショップで購入できます）と一緒に入れて常温、または冷蔵庫で保存してください。

マイタケは他のキノコに比べて干すとアクが強く感じられますので、干しシイタケと同じく調理前に水でサッと流して、柔らかくなるまでぬるま湯で10分〜20分程度もどします。さらに5分程度、下茹でしてから使うとアクも抜けて使いやすくなります。

以上、舞茸の保存方法でした。

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