ゴーヤは沖縄料理のゴーヤチャンプルでよく知られ、今や全国区の存在と言えます。特徴はなんといっても独特の苦み。この苦みはモモルデシンという成分で、胃液の分泌を促進して食欲を増進させるだけでなく、肝機能を高め、血糖値を下げる効果があります。またビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムなども豊富で、特にタップリ含まれているビタミンCは加熱しても壊れにくく、豆腐や豚肉との相性がよく、炒め物や酢の物、ジュースなどに様々に調理できます。ゴーヤ以外にもレイシ(茘枝)やニガウリ(苦瓜)といった呼び方もあります。
おいしい時期
最近は通年流通しているゴーヤですが、キュウリなどと同じく夏野菜です。7月8月が栄養価が高くやはり一番おいしい時期です。
ゴーヤの選び方
選び方のポイントPOINT
- 青々として緑色が濃いもの
- イボがはっきりしているもの
- 先端、尻部分が黄色くなっていないもの
- 見た目より重さのあるもの
- 全体的に太さが均一でずんどう型
色味、イボの状態をチェック
ゴーヤは、全体的に青々として緑色が濃くハリがあり、枯れがなく黄色く変色していないものを選ぶようにします。同じぐらいの大きさのものがあったら、より重たいものを選ぶようにしましょう。全体的に太さが均一で、寸胴型、端の部分が細くて尖っているものが良品です。また、イボはツヤがあり、密集しているものを選ぶと良いでしょう。
先端が黄色いものは注意
先端が黄色くなってきたら枯れてきている証拠です。両端の状態をチェックするようにしましょう。
以上、ゴーヤの選び方でした。