冬瓜(とうがん)とは?
冬瓜とは夏~秋の時期が旬の瓜科の野菜です。ほとんどが水分で、低カロリーなためダイエット食品としても人気があります。栄養価も高く、ビタミンC、カリウム、カルシウムなどが豊富に含まれており、むくみや熱を下げる効果もあります。
夏が旬の冬瓜の名前の由来ですが、夏に収穫しても常温で2、3ヶ月は保存できることから、“冬までもつ瓜”、冬瓜と名付けられたそうです。
冬瓜の選び方
良い冬瓜の選び方としては、持った時にどっしり重いものが身が詰まっていて新鮮です。
皮にハリがあり表面にシワや傷がないものを選びましょう。また、昔から冬瓜は小ぶりのものが味が良いと言われています。※形が丸かったり長かったりしても、味に変わりはありません。
冬瓜は熟してくると表面に白く粉をふいたようになります。
満遍なく白い粉がふいているものを選ぶと良いでしょう。
冬瓜(とうがん)の下ごしらえ
冬瓜は種を取り除いて3~4cm角の大きさに切ります。
中心部のワタと種の部分を取り除くときは、スプーンでくり抜くと楽チンです。ワタの部分は、残し過ぎると煮崩れしやすく、食べてもあまり食感が良くありません。しっかり取り除きましょう。
皮は、柔らかく煮たい場合は厚めに剥きますが、薄い緑色を活かして品よく仕上げたい場合は、薄目に剥きましょう。ピーラーで剥くと楽チンです。
皮側は固く味が染み込みにくいので、皮を剥いたら隠し包丁を格子状に入れておきます。
(深く入れ過ぎると割れる原因にもなるので、3mmから深くても5mmくらいにしましょう。)
次に面取りをし、たっぷりのお湯に塩少々を落として下茹でを行いしましょう。
仕上げの色をよりよくする場合は、皮側の固い部分に少し重曹をこすりつけてから茹でます。そうする事で短時間で茹であがり、仕上がりの緑が一層鮮やかになります。
茹で時間は、沸騰してきてから5〜10分程度で、料理によって茹で方を調整しましょう。
(茹で上がりの確認には竹串を使うと便利です。すーっと入る状態なら完全に茹で上がっています。)
茹で上がったら、冷水に落として熱を取り、ザルにあげれば下ごしらえは完成です。
あとは、スープや煮物、固めに茹でてサラダにしても美味しいですよ。
以上、冬瓜の下ごしらえについてでした。
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