オクラの下ごしらえ



オクラの基礎知識

オクラの和名はアメリカネリと言い、陸蓮根とも言われるアフリカ原産の野菜です。切ると納豆のような粘りと特有の風味があります。粘りは食物繊維で、ビタミン・タンパク質・ミネラルなどを豊富に含み、コレステロールを減らしたり整腸作用もあるので、夏バテ防止にもってこいの野菜です。

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オクラの下ごしらえ

オクラは板ずりで塩みがき

オクラには産毛(うぶげ)がありますので、塩をたっぷり使い産毛をこすり落とします。
塩を使う事でオクラの緑が鮮やかになり、皮も柔らかく、食べやすくなります。

まずはオクラをまな板の上に3~4本乗せて、たっぷりの塩をふって手のひらで転がすようにして板ずりで塩みがきをします。この塩みがきをする事で、産毛を取ると同時に表皮に付いた傷から残留農薬なども溶け出しやすくなります。

あとは流水で30秒くらい塩と産毛を取るような感じで洗い流し、ヘタの部分と下の部分を2mmほど切り取りとったら出来上がりです。
塩みがきしたオクラは煮物、炒め物等さまざまな料理に使えます。

下茹で鮮やかな緑色に、さらにネバリがUP!

サラダや和え物にする時は下茹でして使います。
下処理したオクラを熱湯に5~10秒ほど茹でます。鮮やかな緑色になり皮が柔らかくなったら、冷水で冷まして緑色を保つようにしましょう。

じつはオクラの“ネバリ”の正体であるムチンとペクチンという成分は、熱で破壊されると粘りが増すという性質があります。下茹は、オクラの緑が鮮やかになり、粘りも増すので美味しく食べるポイントなのです。

ただし、茹で過ぎるとネバリ成分がお湯に溶け出してしまうのでご注意を!

以上、オクラの下ごしらえでした。

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