嬉野温泉・温泉街の少しはずれにあるお豆腐専門店の「平川屋」

立春を過ぎて柔らかい日射しが心地いいい平日に、少し足を伸ばして嬉野温泉へやってきました。

「日本三大美人の湯」に選ばれた佐賀県の湯所、嬉野温泉は女性に嬉しい「ぬめり」のある泉質が特徴で、湯上りの肌がまるで化粧水をまとっているかのような、しっとり感で毎日でも入りたくなる温泉なんです。
この「ぬめり」と「しっとり感」の秘密は、ナトリウムを多く含む重曹泉、つまり弱アルカリ性の温泉水にあるんですね。

その温泉水を使った湯豆腐は重曹泉の成分により、煮込むことによりお豆腐が溶けてフワフワとろとろの食感になって、ついつい食べすぎてしまう不思議な食感の湯豆腐なんです。
だけど、食べすぎても低カロリーなお豆腐だから、お豆腐好きな人はもちろんダイエット中の方にはきっと喜ばれると思います。

そんな温泉湯豆腐を求めて今回訪れたお店は、温泉街の少しはずれにあるお豆腐専門店の「平川屋」さんです。

趣のある古民家風の外観、店内へ入ると天井が高くて、心なしか気持ちがホッコリとします。
お食事のメニューは冬場は温泉湯豆腐のセットのみで夏場は冷や汁と豆腐丼がいただけて、その他はお豆腐を使ったカロリー控えめが嬉しい、デザートが人気のようです。

卓上の電気コンロが置かれたテーブル席で、窓から見えるのどかな風景を楽しんでいると店員さんが鉄鍋に入った温泉湯豆腐と小鉢などをのせたトレイを運んできてくれました。

そのトレイに置かれた中身は、(写真左上から時計回りにご紹介します)薬味と香の物(ネギ・大葉にのせられたおろし生姜と柚子胡椒・たくわん)、汲み上げ豆腐(出来たてのお豆腐)、お鍋に入れたお野菜を頂く器、ゴマとすりこ木が入った器には出来上がった湯豆腐(ゴマをすりこ木でお好みの食感まですり潰します)を、そして佐賀県産(さがびより)のお米を使ったご飯、ひじきが入った白和え。

ちなみに、温泉水が入れられた鉄鍋に入っているお豆腐は2人分になります。

電気コンロにのったお鍋が温まってくると、段々とお豆腐が溶けだして、一見すると豆乳鍋のようになってきます。
店員さんからお野菜も一緒に入れようにすすめられたのですが、まずはフワとろに溶けだしたお豆腐だけでいただきます。

さっきすったばかりのゴマに甘辛いだし醤油を合わせた中に、アツアツの湯気が立ち昇るフワとろの温泉湯豆腐をすくい入れてネギとおろし生姜をのせてレンゲでいただきます。

一口食べた瞬間に口の中に広がる大豆とゴマ醤油の風味、おろし生姜の辛みがフワとろの湯豆腐をカラダが喜ぶご馳走に仕立て上げてくれます。
食べすすめるうちに体中がポカポカと温まり、まるで「食べる温泉」という言葉がピッタリな温泉湯豆腐です。

溶けだしたお豆腐はひと回り小さくなるせいか、いくらでも食べられます!
という事で、お豆腐のお替りをお願いしました。

そうそう、じつは、お豆腐とご飯はお替わり自由なんですよ。

お替わりの湯豆腐が出来上がるまでの間に、汲み上げ豆腐と白和えをいただきましょう。
汲み上げ豆腐は、大豆の香りとふんわりとした食感にお醤油が効いて、湯豆腐と違い出来たてのお豆腐でしか味わえない美味しさです。
そして、ひじきを使った白和えは、クリーミーなお豆腐とやさしく味付けされたひじきがよく絡み合い、箸休めに嬉しい一品です。

二品を食べ終わるころに湯豆腐も出来上がり、美味しくいただいた後にお野菜(白菜・えのき・しめじ・春菊・白ネギ・ニンジン)を入れて、しんなりとしたところを、ポン酢でいただきました。
豆乳が絡んで少し「重いかな」と、思ったのですがポン酢であっさりとして美味しくいただきました。

そして、食べ終わったお鍋に残った「温泉豆乳」をしばらく温めると、嬉しい一品の「湯葉」が完成!
ポン酢をつけていただきましたが、濃厚で美味しかったですよ。

湯葉を楽しんだ後には雑炊ができるのですが、お豆腐とはいえお替わりをしてしまって、お腹がいっぱいになってしまいました。。。
残念ですが、雑炊は次回の楽しみに取っておくことにしましょう。

また別料金になりますが、嬉野茶を使ったお抹茶もいただけます。
これは、お抹茶とデザートをいただきに日を改めて伺うとしましょう。
(店内では温泉湯豆腐セットやその他の商品の地方発送も行っています)


*お店の地図はホームページより引用いたしました

最後にちょっとお得な嬉しいお知らせ♪
こちらの平川屋さんでは温泉湯豆腐セット1350円が平日に限り1080円で食べることができます!
お友達とちょっと足を伸ばして、温泉と温泉湯豆腐を満喫してみるのも良いですね。

平川屋ホームページ
http://www.saga-hirakawaya.co.jp/ureshino_ten.html