フキノトウの保存方法



フキノトウの保存について

フキノトウ(漢字では蕗の薹)は2月〜3月が旬の山菜です。「ふき」よりも栄養価が高く、ミネラルや食物繊維が豊富です。香りと苦味が特徴的で、天ぷらや佃煮、和え物などにすると美味しく食られべます。今回はそんなフキノトウの保存方法についてご紹介します。

注目の栄養素:カリウム、リン、鉄、食物繊維

保存方法

フキノトウを保存する場合は、乾燥しやすいのでポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。ただあまり長期保存には向かない野菜ですので、早めに食べきるようにしましょう。
冷凍する場合は、下茹でしてアクを抜いた状態で冷凍します。冷凍したものは自然解凍で和え物や汁の実などに使うとよいでしょう。

保存の目安(保存期間・賞味期限)

  • 冷蔵:1〜2日
  • 冷凍:1ヶ月

冷蔵保存の手順

ポリ袋に入れて保存

フキノトウを保存する場合は、乾燥しやすい野菜なので湿らせた新聞紙でフキノトウを包み野菜用ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。ただし、フキノトウの香りが楽しめるのは短い期間ですので、できれば買った日に食べ切るようにしましょう。

どうしても長期保存したい場合は次に紹介する冷凍保存がオススメです。

保存期間(賞味期限)

  • 冷蔵:1〜2日

冷凍保存の手順

汚れをよく落とす

フキノトウを冷凍保存する場合は、まずガクの間の泥などをよく落とし、水洗いを十分に行います。その後、水切りしたらキッチンペーパーで軽く水気を拭き取りましょう。

ブランチング(加熱処理)する

大きな鍋に湯を沸かし、湯の0.1%量のジュウソウを加えます。
沸騰したらフキノトウを元のほうから徐々に入れ、ゆっくりとかき回しながら3分間加熱しましょう。
茹で上がったら冷水にさらしアク抜きをします。このとき水が緑ににごりますので、透明に近くなるまで水を変えて晒しましょう。アク抜きが終わったあとはよく水気をきります。

ブランチングとは?

急速冷凍する

次にフキノトウを小分けにし、冷凍用保存袋に入れて空気を抜くようにして密封します。あとは金属のトレーに乗せて急速冷凍しましょう。凍ったらそのまま冷凍庫で保存します。だいたい1ヶ月が保存の目安です。

冷凍したフキノトウを使用する場合は、自然解凍して和え物や汁の実などにすると美味しくいただけます。

保存期間(賞味期限)

  • 冷凍:1ヶ月

以上、フキノトウの保存方法でした。

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