大根の保存方法



大根の保存について

大根を保存する場合は、新聞紙に包んで冷蔵の野菜室で保存します。また冷凍しても美味しく食べられる食材ですので、余った大根は積極的に冷凍保存するようにしましょう。

ダイコンは消化酵素のジアスターゼを豊富に含みます。葉にはβ-カロテンビタミンCを含みます。葉に近い所は甘く生食向き、先端にいくほど辛味が増します。煮物には中央部分を、薬味には先端を使うようにしましょう。

保存の目安(保存期間・賞味期限)

  • 冷蔵(カットしたもの):4〜5日
  • 冷凍:1ヶ月

常温保存の手順

大根(だいこん)の保存には新聞紙を活用!

大根のような大きな野菜は、なかなか一回では使い切れないものです。しかし、余った大根をそのまま野菜室に入れておくと、乾燥してしなびてしまったり、反対にビール袋に入れておくと、汗をかいて栄養が流れでてしまいます。

こんな時こそ新聞紙の出番です。

まずは大根の葉の部分をカットし、次に身の部分を2〜3等分にます。このカットした葉と身の部分を四つ折りにした新聞紙の間にはさむだけ。

↓下の図のような感じですね。

大根イラスト

これをビニール袋に入れておけば、乾燥を防ぎつつ、さらに大根から出た汗も新聞紙が吸いとってくれるので大根がとても長持ちします。ちなみに、この保存方法は白菜でも同じように活用できます。

とはいえ、1週間をこえるような長期保存には向きません。大根を長期保存したい場合は次に紹介する冷凍保存をお試しください。

保存期間(賞味期限)

  • 冷蔵:4〜5日

冷凍保存の手順

大根を冷凍する場合は、すりおろしてからの冷凍と切り分けてからの冷凍の2つがあります。それぞれ調理の仕方が変わってきますので、解凍後の用途を想定して冷凍すると良いでしょう。

冷凍した大根は少し風味が落ちるのでサラダにはむきませんが、大根おろしや、煮物や汁物の実に使うにはまったく問題ありません。とくに冷凍した大根は味がしみやすくなるので煮物などに使うのに最適です。

大根おろしにして保存

大根おろしにして冷凍する場合は、おろした大根を1食分毎にラップに小分けします。あとは金属トレイにのせて急速冷凍し、そのまま冷凍庫で保存してください。

冷凍した大根おろしを使用する際は、常温で30分〜1時間程でちょうど食べ頃になります。時間がない場合は、レンジで1分ほど加熱するとよいでしょう。(ただし、辛味や苦みが増す場合があります。)

解凍後は、普通の大根おろしのように焼き魚や天ぷらに添えると美味しくいただけます。また逆に、焼き魚などで大量に大根おろしが余った場合は冷凍保存することができるということです。ぜひお試しください。

大根おろし

切り分けて保存

切り分けて冷凍する場合は、大根を使いやすい大きさに切り分けて、金属製のトレーにのせて急速冷凍します。大根の切り方はお好みで大丈夫です。

凍ったら小分けして冷凍用保存袋に入れて、そのまま冷凍庫で保存しましょう。

冷凍保存した大根を使用する場合は、凍ったままで煮物や味噌汁、鍋、豚汁の具材としてご利用ください。冷凍大根は味がしみ込みやすいので、煮物にはわざわざ冷凍した大根を使うお店もあるくらいです。

大根の煮物

また千切りにした冷凍大根は炒め物などにも最適です。豚肉と一緒に炒めればお互いの栄養素の吸収率も上がってとくオススメですよ。こちらの方法もぜひお試しください。

保存期間(賞味期限)

  • 冷凍:1ヶ月

以上、大根の保存方法でした。

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